私には、昔からの友人で(ほんと20年くらいの)海外に嫁いだママ友が3人います。
今日はそんなママともの1人とイタリアンランチに行きました。アメリカから帰国中の友人です。
私の海外在住の友人は、フランス・ アメリカ・韓国・など、みんな別の国に住んでます。
それぞれ、夏や冬の帰国時に会います。
一時帰国中でも、日本の学校に入れる理由
このママ友達の羨ましいところが、1ヶ月以上日本に滞在出来てること。
そしてその間、子どもを日本の学校や幼稚園に通わせています。
帰ってくる度に、住民票をいれてるらしく、公立の学校に通うのが可能らしいです。どちらかの親が日本人の場合はこれができるようです。(特別永住者の場合もできるかも?しれません)
そして、日本を出る時にはまた抜いているそうです。(手続きちゃんとしないと住民税等発生しますよね)
公立の小中学校なんかは、すっと入れるイメージですが、幼稚園や保育所に関しては、一時的な預かりはしていない場合も多くあるようです。保育所なんかは特に、私が住んでいる地区は(都会はそうでしょうが)激戦区で、待機児童が多く短期間預かるような余分な空きはなさそうです。
少し都心から離れた定員割れしているところでは受け入れてくれたりするそうです。私の友人の地元は、田舎のほうで園児が少ないのでさっと入れてくれたとのことです。
この秋にフランスから一時帰国予定の友人は、幼稚園を探していましたが、なかなか探すのに苦労したようで、とある幼稚園に3日だけ入園できることになったそうです。(3日だと、体験くらいの感覚ですね)
各ママ友は、子どもの夏休みの度に帰国しています。やはり夏休みが一番長い休みが取れるみたいです。だいたい6月下旬に日本に来て、住民票を入れて、子どもを日本の公立の学校に入れています。
小さい子の幼稚園や保育所を見つけるのは都会の方では難しいかもしれません。
しかし、小学校や中学校は、難しくなかったそうです。
子どもにとっても良い体験
異国の学校に通えるなんで、子どもにとって、すごくいい体験ではないかと思います。
始めは緊張感もあるかもしれませんが、どちらかの親が日本語を話して育てていると、日本語も知っているので、アウトプットの良い機会になります。
その子のクラスメイトになる子にとっても、海外から短期転校生が来るって、よい刺激になるんじゃないかと思います。
もし私もフランスに長期滞在できるら、子どもを現地の学校体験をさせてみたい
どうやってそんなに長期で外国に滞在できるのか
ここが、一番の疑問なんですよね、どうやったらそんなに長く外国へ行けるのか。
よほどテレワークとかIT関係の仕事じゃない限り、いくら欧米が休みが長いとはいえ、そんなにバカンス休暇が取れるのかっていう話なんです。
今回一緒にランチした、アメリカから帰国中の友人は、学校で契約教師、いわゆるパートのため、休み子どもが休みの時は仕事休めるらしいです。でも休んだ分はお給料はないそうです。アルバイトみたいなもんならそうでしょうね。
また韓国から帰国する別の友人は、翻訳を仕事にしていて、テレワークで仕事が可能。
やはりテレワーク!完全に休みというわけではないですが、それでも海外行けるんだからいいよね!
海外の話を聞くのは私にも良い刺激になる
私はテレワークでもなければ普通に出社型の会社員。
休みは長くて10日。1ヶ月以上なんて仕事をやめない限り無理…
そう思ったら、日本人てこんなに勤勉にストレス社会で生きてるのに、定年なるまで長期旅行も行けないって、めちゃくちゃ悲しいな…別に旅行がそんなに好きじゃないって方もいるでしょうが、私は海外旅行が趣味の人間なので、この日本の働きかただけは受け入れ難い。
とは言ってもずっと日本社会で生きている私ですが…。
友人が羨ましかったり。(旦那がいるっていいうのも、私とは違いの一つですが)
でも、故郷離れて外国に住むって、覚悟いるよなーと思うのです。フランスにいる友人は、自分は日本よりフランスが合っている。とは言うけれど、コロナ禍の海外規制が色々あった時でも、必ず年1は帰ってきていたし、なにを言うても日本が懐かしいとは思うんですよね。
私も、こういう友人に会いながらお喋りするのが刺激になったりしてます。
教育システムの違いとか、障害児のケアとか。
「へー、そうなんや」と思うところたくさん。
友人は多い方ではないけれど、こうして毎年付き合いを続けられているのもとても嬉しいです。
交友関係の狭い私が夏だけ一気に交友が増えます。みんなかけがえのない私の貴重な友人 笑
私も、1・2ヶ月海外生活してみたいなー夢です。
海外の学生から見た日本の学校ってどんなのか
日本の中学に短期間通ってみて、どうなのかを子ども本人に聞いてみました。
すると
日本の学生はほんと色々よく我慢してるよー。
との感想でした。 我慢とは?
私はずーっと保育所から普通に日本の学校で育って、そのママともも然り。確かに我慢は多かったかもしれないが、もはや文化の一部。具体的にはどんなところか聞いてみました。
ずーっとあの小さい机と椅子に向かって1日過ごすなんてすごいわ
一人当たりのスペースがミニサイズ。と感じたらしいです。確かに海外に行ったらスーパーのカートの大きさにはびっくりする。日本のスーパーのカート見たら、普通のでも子ども用に見えます…。
アメリカはもっと大きなスペースなのか、体も大きそうだしね。
教室移動がほとんどない。気分転換ができないな。
音楽室や理科室みたいな部屋はあるけど、基本的には生徒ではなく、先生が移動していることがほとんど。あちらでは教科ごとに学生が移動するそうです。
そーいえば日本の学校は、教科によって先生は違えど、先生が教室移動していた。
私も○十年前の記憶をたどりながらふむふむと話を聞いていました。
教室間移動が、気分転換になっているそうです。
休み時間10分て…。
休み時間が10分しかない。
短すぎる。10分て、トイレ行って帰ってくるくらいの短さか…。
勉強する部屋と、食べる部屋が同じが気持ち悪い
あちらは食べる時はカフェテリアへ移動するそうです。
このあたりが、特に窮屈さを感じるらしいです。ずっと同じところで、勉強したり食べたりってないわ!!という感想らしいです。
日本の学校も、そりゃいいところもあるとは思うけれど、やはりカルチャーギャップはどうしてもあるよね
「そーなんやー。ふむふむ」と聞いていた私。とても面白いです。
感想
これからの若い世代はのびのび生きてほしい!
アラフォーの私たちまでかもしれないけれど、我慢は美徳、とか年功序列がまだ意識として残っている。学校で型にハマるように教育を受けていたんだろうと感じます。
会社の中を見ても、30前後の社員なんかは、40代とは意識が違うし、結構しんどい仕事は、きついと平気で言うし。20歳代なんかはもはやよくわからず。年が離れれば離れるほど何を話していいかわからない。笑
でも、「きついことはきつい」「プライベート大事」とはっきり言える社会が良いと思っています。
日本の教育は変化に時間がかかると思うけど、すでに私の世代と若い世代では意識は色々違いがあると感じます。
子どものことを思うと、息子が思春期になる頃には、多様性や、ASDやさまざまな障害がもっと認知されて理解される世の中になればいいなと思います。
なかなか楽しく聞かせて頂きました。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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