色々な習いごとの体験レッスンに行った結果
2,3歳の時から、色々なジャンルの体験レッスンに行ってみました。
英語スクール、リトミック、体操、水泳、知育。この中で実際に通ってみたのは水泳と知育です。両方2年未満で終わりました。知育は七田式の教室で、フラッシュカードや右脳教育で有名です。
まだ年少クラス以前の小さいこのクラスは母親と一緒なので、積み木やプリントも、本人ができなくとも私がやっているとこを見て学べばいいと思い、主には私がこなしていました。フラッシュカードも、ビジュアルで早い動きが好きな子どもは好んでよく見ていました。
ただ、年少になると親と分離になり、自分で先生の指示を聞いてやらなければならないので、(教室にもよるそうですが)やはり、知的障害のあるうちの子には到底ついていけず、本人もプリントや積み木などは全く興味がなく上の空。ここまでかな‥と思い年少になる前に退室しました。
水泳は、本人が水が大好きだったので、一番にやらせようと思った習い事です。七田式をやめてから少しして始めました。最初は年少の幼児クラスでバシャバシャと水に触れ合ったり、滑り台をして楽しんでいましたが、最初はいくら好きな水でも周りの環境に馴染むのに1ヶ月近くかかり、順番も守れずにコーチにも申し訳なかったです。
コロナ禍だったのもあり、参観はできない月日も長かったのですが、解除になり、ガラス越しにみた時は、あまりに自由に動いて指示に従えていなかったので、目を覆いたくなる日々でした。コーチもおおらかに見て下さったと思います。幸い進級までできましたが、喜んだのも束の間。
顔を水につける訓練が苦手で大パニック。泣き喚いて連れて行くことが難しくなり、年中の途中で断念しました。水だけは大好きだったので、少しでも伸びる可能性を期待していたため、辞める時は本当に悲しかったです。ただし、今思えば私にはわからない、子どもにとっての不快だったこともたくさんあったんだろうと思います。
例えば騒がしい場所では全く集中できなかったり、すごく明るく声が甲高い先生などは、音に敏感なうちの子にとっては苦手な環境だったとも言えます。
外で習えないなら親がやるしかない
英語も、家ではよくYoutubeで英語の歌を聞いたり、私が言ったことを日本語よりもよくリピートします。言語療法士さんに聞いてみたら
音の過敏性を持つお子さんは、英語や他の外国語の方を好む子もいます。
とのことだったので、何語でもいいから喋ってくれ!という思いで子ども英語スクールにも行きましたが、やはり慣れない場所でギャン泣き。
いつもならもっと楽しんで英語聞いてるのに…。と思いながら、これも断念。リトミックも同様。泣くに加えて、すぐ隣が大好きな電車が走っていたので、窓の外に釘付けでした。体操教室は、興奮してしまって全く順番も守れず、走りまくりで申し訳なかったです。
それもそうなんですが、「実は自閉症です」と打ち明けると、「少しお待ちください」と言われて担当の方が上の人に相談に行く。この何かわからない間と、緊張感も嫌な感じでした。
ちなみに自閉症だから無理です。とは一度も言われたことはありません(言ってはダメなのだと思いますが)やはり私は体験レッスンであれだけ乱れる子どもを見ると、普通の子のように習い事はできないんだなと悟りました。ならやはり、親がやってあげるしかない。
親子は難しいとはいうけれど、うちの子の場合は外での方が到底無理。できることを少しずつでもやろう。と考えました。
息子の好きだったのはこどもチャレンジです。
みんなよく知っているベネッセのしまじろうです。年少から始めてワークやDVDが送られてきますが、ワークには関心がなく、しまじろうDVDが大好きでよく観ていました。これを観ながら色んな知識やひらがなの読み方、日本語も覚えたんじゃないだろうかと思います。ワークは簡単なところだけピックアップしてやっています。
家での学習
と言ってももちろんすごいことをやっているわけでもなく、私もフルタイム。やる気のないこを机に向かわせるのは大変。なので、1日10分ほど。と時間を決めて集中力が消えず、負担にならないこれくらいの気楽さでやっています。
年中もあと少しで終わり。小学生を目指してはやはり書く練習は大事だと思っています。医師に聞いたら、「まだ書くのは難しいので、鉛筆持ってぐるぐるを楽しむくらいでよい」とのことでした。迷路やなぞりすらまだ自分でやるのは難しい。
でもやるところを見せて、こうやるのだというのをインプットしていくことを続けようと七田式プリントAをやることにしました。ちなみに本来は2、3歳用です。
一緒に鉛筆握ってあげて、文字をゆっくり読みながら一緒に線を引っ張る。みたいなのを繰り返しやっています。平面的な紙やパズルなど、全く興味がなく(見にくさがあるのか)視線が全然外れていることがあるので、「見て見て!」と声をかけながらやっています。
まずはやっているところをちゃんと見ていたら合格にしてます。「よく見てたね!」と言って褒めます。嫌がられても続かなくなっちゃうのでハードルは低めに!!笑 一箱にちえ、もじ、かずと3種類入っていてそれぞれ10冊(1冊に24枚)なので、おおよそ10ヶ月分くらいのプリントが入っています。基礎概念が学べるのでこの内容は満足です。
おおよそ年少から年中 |
年中から年長くらい |
他にも図形も
パズルや積み木も全く興味なし‥「これやったら電車みようね!」とご褒美制にして、なんとかやらせいます。とにかくやらせる工夫が大事…この教材も本当は2、3歳が対象の物ですが、やはりうちのこは実年齢よりマイナス3歳。買った時はしなかったのに、今頃になってそれなりに取り組むようになってきました。
指先を使うと脳にも良いということで、ひもとおしもやっています。これは使える用途の広い教材で、大きさ、色々、くまを並べて右左、遠近など色々学べます。お手本を見てその通りに通す練習にもなります。うちの子はお手本を見てやるというのがなかなかできず、そもそもお手本を視界にも入れません。まずは黄、紫、緑の順番を守って入れてみよう!と系列を学んでいっています。
どの教材も教室でもできるし、購入すれば家でもできます。これらは子どもが2歳くらいの時に買ってたのですが、やっと今頃になってするようになりました。何でも時期があるんだな、だいぶ遅いけど。
これはお手本つきがおすすめです! |
今は机に向かっているだけでも良しとしています。とにかくハードルは下げて、出来たことに目を向けて褒めることを意識して、自分も焦り過ぎないようにしています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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