本が私を支えてくれた。障害児育児に“効いた”読書習慣

息子のこと

「どうしてそんな本を読んでるの?」

何度かそう聞かれたことがあります。

私は、障害のある子どもを育てながら、毎日の仕事や、学校のこと、予定の調整、感情のアップダウンと向き合っています。

でも、夜。子どもが寝たあと。

私が手に取るのは、ビジネス書なのです。

シンママでも人生は一度きり

情報よりも、“視点”がほしかった

もちろん最初は、発達障害の理解や療育の方法を知るために、関連本ばかり読んでいました。

でも、ある時ふと気づいたんです。

「私が疲れているのは、“わからない”からじゃなくて、“出口が見えない”からかもしれない」

そんなとき、手に取ったのが

『エッセンシャル思考』

「やらないことを決める」ことの大切さを教えてくれる一冊でした。

育児も、療育も、がんばればキリがない。

でも、“すべてやらなきゃいけない”と思い込んでいたのは、自分だったんです。

自閉症育児をしていると「あれができるようにならないと」「大きくなるまでにしっかり教えないと」とやらなければならない課題がてんこ盛りです。かといってスイスイ覚えるわけでも鳴く、こちらはフラストレーションでいっぱいになることがあります。

しかし、限りある時間の中で、「やらないことを選択するのも大事なんだ」ということを悟りました。

子育てにも使える、ビジネス書の考え方

ビジネス書には、こんな考え方がいっぱいあります:

問題を分解する力(イシュー設定) やることを仕組み化する力(習慣化・構造化) 他人ではなく、自分の視点に責任を持つ力

どれも、子どもとの日々にそのまま活かせるんです。

たとえば、

**『神・時間術』**では、「脳が一番働く時間に、自分の大事なことをやる」とありました。

それを知ってから、朝の通勤電車10分で自分の好きな本を読むようにしています。

誰にも邪魔されない、自分だけの時間。

たった10分の読書で、気持ちに“余白”が生まれた。

いかに自分の力を効率良く最大限に引き出せるかを知ることが出来ます。

著者の精神科医、樺沢先生の本はよく読んでいますし、YouTubeもSNSもフォローしています。

集中力を最大限に引き出すにはどうすればいいかの具体的な案が載っていて、とても読みやすかったです。何せお医者さんの書かれた書物は信用度が高いです。

全部が実践できなくても、自分ができることをピックアップして取り組んでみる。

効率よく動くようにす。それだけで、子どもに優しくなれる日が増えました。

読書できない時期もあったけど…

もちろん、読書すらできないほどしんどい日もあります。

そんな時は「読むこと」が義務みたいに感じてしまい、本からも離れてしまいました。

でも、Kindle Unlimitedに登録してからは、

スマホですぐ読める・途中でやめてもOKという気楽さに救われました。

寝落ちしても大丈夫。途中まで読んで違う本に変えてもOK。

“完璧主義”を手放した読書は、まるで「今の私にちょうどいいセラピー」みたいでした。

Kindle Unlimitedで広がった“自分の世界”

今、私はKindle Unlimitedで毎日読書しています。

スマホ1つでどこでも読めて、月額980円。

1冊読めば元がとれるし、30日間は無料体験もできます。

最近読んだのは、こんな本たち:

『イシューからはじめよう』 『メモの魔力』 『スタンフォード式 疲れない体』 『やり抜く人の9つの習慣』 『人生は、運よりも実力よりも“勘違いさせる力”で決まっている』

一見子育てとは関係がないように思えますが、実はどれも「育児」という現場で使えるヒントがありました。

読書は、私のメンタルケア

療育や学校、もろもろの手続きも、仕事もがんばっている。

でも、がんばることが“当たり前”になってくると、自分の気持ちが置き去りになってしまいます。

私にとって読書は、誰かに話を聞いてもらうような時間であり、

少しだけ遠くを見る視点をくれる時間でもあります。

もし、同じように“情報ではなく、自分の軸”がほしいママがいたら…

ぜひ一度、Kindle Unlimitedを試してみてください。

初めての方は30日間無料!

Kindle Unlimited

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障害児育児ママにおすすめのビジネス書5選

①『エッセンシャル思考』グレッグ・マキューン

「やらないことを決める」——忙しい育児の中で、自分にとって本当に必要なことを見極める視点をくれます。

完璧主義でがんばりすぎてしまうママに特におすすめ。

②『イシューからはじめよ』安宅和人

問題に飛びつかず、「本当に考えるべきことは何か?」を見極める力がつく本。

「うちの子、なぜ○○ができないの?」の“なぜ”を深く掘り下げるヒントになります。

③『神・時間術』樺沢紫苑

脳のリズムに合わせて時間を使うことで、疲れずに集中力を最大化。

育児のスキマ時間でも、自分の「整える時間」をつくるために読んでおきたい一冊。

④『メモの魔力』前田裕二

頭の中を言語化し、行動につなげる“メモの力”を解説。

ママのモヤモヤや子どもの変化も、「メモ→整理→前進」に活かせます。療育記録にも使える発想法。

⑤『やり抜く人の9つの習慣』ハイディ・グラント・ハルバーソン

「目標を“やり抜く”ための具体的な行動習慣」が満載。

育児や療育は長期戦。小さな前進を喜べるマインドに変わっていきます。

さいごに

補足

これらの本は**すべてKindle Unlimitedで読み放題対象(2025年6月時点)**です。 読み放題対象は時期によって変更になることがあります。リンク先でご確認ください。

答えはいつも、本の中にあるわけじゃない。

でも、自分の中の「問い」が見えてくると、不思議と毎日が動き出します。

あなたの問いにも、きっと出会えますように。

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