12月24日から私も仕事が冬季休業となり、旅行に行ったり、新年早々息子は発熱して、家で缶詰状態でした。
そんな時、震度3の地震が来てヒヤッとしました。
私は阪神大震災の経験があり、日頃少しの地震が来ても、大地震の記憶がよぎり、敏感に反応してしまいます。
まして、息子が熱を出して寝ている時に大きな地震が来たり、津波で避難勧告など出たら、母子でどーしたらいいんだろうとあたふたするかもしれません。
さらに、自閉症の過敏な息子がパニックになったら‥など考えると、普段色々と適当な私でも、事前に調べて準備しておくべきだと感じました。
事前の準備とコミュニケーション
災害が起こる前に、子どもと一緒に(子どもが小さい場合は、親が計画したことをシェアする)災害時の対応計画を作成し、理解させることが役立ちます。
これがなかなか普段時間をとって、やらないかもしれないですね。
しかし、災害が来た時は時すでに遅しとならないように、今回の地震をきっかけに子にリマインドをしておきましょう。
(自分自身の備忘録としても!)
保育所や療育の現場でも定期的に避難訓練はしていますから、絵をみたりすると思い出すかもしれません。
簡潔でわかりやすく具体的な指示を使用し、事前にコミュニケーションをとることが大切です。絵や写真かあればより理解しやすいです。
感覚過敏への対応
災害時には、騒音や異臭、刺激などが増える可能性があるため、子どもの感覚過敏に配慮する必要があります。
大人でも騒ついたり、パニックになり得る状況の中、元々が感覚過敏な子ども達にとれば、その状況自体が十分刺激にさらされることになります。
ヘッドフォンや、お気に入りのアイテムを用意し、騒音を遮断し安心感を与えてあげる、などの準備は日頃から意識しておいてもいいですね。
ヘッドフォンや聴覚過敏の子ども用、赤ちゃん用もあります。
避難所へ行かなければならない場合
地域によって避難所は決められています。
地域の防災ネットに登録しておくと、警報、災害などの連絡や、避難所情報もメールで届くので、登録しておきましょう。お子様がいるご家庭は大体の方が登録されていると思います。
特別なニーズを周囲に伝える
避難所スタッフとのコミュニケーションが困難な場合、コミュニケーション支援ツールやカードを活用するなど、適切なサポートの助けになります。
コミュニケーションに困難があると、余計に落ち着かなくなる可能性があります。
絵カードや普段使っているツールがあれば、持参して、それを使ってコミュニケーションをはかってみる、スタッフの方とも意思疎通ができると安心感が与えられます。
体の方で不調がある場合には、医療スタッフにも協力をお願いしましょう。
安心感を与える
うちの息子は私がイライラしたり、元夫と口論になると、顔が歪んで来たり、無理に笑ったり、プチパニックになります。
なので普段から、まずは自分がしっかりして慌てたところを見せないようにしようと心がけています。もちろん親も人間なので、感情をいつもフラットに!とはいきませんが、災害の時は、子に不安を与えないように、気をつけたいと思います。
避難所内でも、子どもが安心感を持てるような場所を見つけ、お気に入りのアイテムを持たせたり、できるだけルーティンを優先させてあげるようにします。
持っていると落ち着くものがあるとよりよいですね。
息子もずっとお気に入りのくまのぬいぐるみがあり、それを触っていると安心します。
しかし、急な災害で色々用意をするのは大変だし、体一つで避難することになるかもしれません。
できれば、普段から防災グッズ等用意したり、すぐ手が届く場所に置いたり、などの心の準備は必要そうです。
携帯の設定を緊急SOSオンにしておく
アップルのHPより。
緊急時には、iPhoneを使って素早く簡単に助けを求めて、緊急連絡先に通知できます(携帯電話サービスが使用可能な場合)。
自動的に現地の緊急通報用電話番号にかかり、緊急通報サービスに位置情報が知らされます
注記: iPhone 14以降(すべてのモデル)をお使いの場合は、モバイル通信サービスを利用できなくても、衛星通信経由で緊急通報サービスに連絡できる場合があります。iPhoneで衛星経由の緊急SOSを使用するを参照してください。
スマホのサイドボタンを素早く5回押すと、カウントダウンが開始され、警報が鳴ります。私も今回緊急SOSをオンにしておきました。
一部のAndroidも同じだそうです。
地震が起きた時の第一行動
とにかく身を守る
ここからは、地震が起きた時にする行動の順序を綴っています。
私も阪神大震災の教訓から、頭の片隅に入れています。
地震が起きたらまずは「ドロップ、カバー、ホールド」を実践し、頭を守りながら机やテーブルの下に隠れましょう。その後、安全な場所に移動し、非常用キットや防災グッズを確認します。情報を得るためにスマホを利用し、地元の災害対策に従って行動します。
建物から避難する
その後、安全が確認できたら周囲を確認し、出口や階段を使って建物を避難します。火災やガス漏れなどに注意し、揺れの影響で落ちてきた物に注意しながら移動しましょう。避難時には冷静かつ迅速な行動が重要です。
ガス漏れが疑われる場合は、即座にガス栓を閉めましょう。ガス栓は通常、建物の外にあります。ガス漏れを感じた場合は、明かりや火を使用せず、換気扇や電化製品も避けてください。安全な場所に避難し、緊急サービスに通報することも重要です。
建物から出たら
建物から安全に出たら、できるだけ開けた場所に避難しましょう。
私の記憶でも阪神大震災の地震が収まった後、近くの公園に人々が避難していました。
電線や樹木、建物の崩れた部分から離れ、落ち着いた場所で待機します。建物や構造物が崩れる可能性がある場合は、避難する際に頭部を保護するためにヘルメットを利用すると良いでしょう。
同時に、周囲の安全を確認し、緊急サービスの指示に従うことも大切です。
情報収集し、家族の安否確認
災害時にはラジオやスマートフォンを使って情報を収集し、最新の状況を把握します。
避難場所で家族や仲間と合流し、安否を確認します。
緊急時の連絡先をメモしておき、必要ならば緊急サービスに通報します。
普段から携帯などに色々な連絡先を記録しておくとよいですね。
もし災害用のリュックを持って出れたら、
非常食や水などの備蓄物を利用し、自己防衛のための対策を講じます。
上記は一般的なガイドラインになります、状況によって臨機応変に動かなければならないです。
うちは母子家庭で男手がおりません‥
その分、いざという時に対応できるよう、知識と準備が必要だと思わされる今回の地震でした。
私が小5の時に体験した阪神大震災も、1月17日の寒い日でした。
防災の準備もなく、母親とパジャマでぐちゃぐちゃの家から外に出たのを覚えています。
行方不明の方が早く見つかり、1人でも多くの方が無事に過ごせますように、お祈りしています。
コメント